エンディング

ゲーム勝利時の条件によってエンディングを用意しました。

より下のエンディングほど達成が難しいので、1度勝利した後はより下にあるエンディングも目指してみてください。

バッドエンディング

条件:まどかが生存していない

ワルプルギスの夜は倒した。見滝原市の危機は去った。

しかし、まどかはもういない。
まどかはみんなが大事だったのかもしれないが、私にとっては見滝原市の誰よりも大事なまどかがいないことなど、到底受け入れられるはずもなかった。誰よりも、生きていて欲しかった。

ほむらは、左腕の盾に手を掛けた。

サッドエンディング

条件:生存魔法キャラが4人以下、まどかが魔法少女

尊い犠牲により、ワルプルギスの夜は撃退された。見滝原市は守られたが、まどかは魔法少女になってしまった。犠牲も出してしまった。魔法少女になってしまった以上、まどかにこの先の希望はない……。

ほむらは、再度の時間遡行を決意する。

ビターエンディング

条件:生存キャラが4人以下、まどかが人間

ワルプルギスの夜を撃退した。まどかもキュゥべえの魔の手から守りきった。もはや、これ以上の魔女は現れないだろう。だから、まどかがいくら献身的であっても、契約する理由はもうない、はずだ。けれど、まどかは友人を失ったことで悲嘆にくれている。見るに忍びないが、これは必要な犠牲だったのだ。一抹の不安を抱えながら、ほむらは自分にそう言い聞かせた。

ノーマルエンディング

条件:生存キャラが5人、まどかが魔法少女

一致団結し、ワルプルギスの夜を撃退することができた。これまでの時間軸で、もっともみんなの協力を得ることができたのではないだろうか。こんなにうまく行ったことはない、と言っていい。ほむらは大きな達成感をおぼえていたが、まどかはやはり魔法少女になってしまっている。やはり、この結果は受け入れられない。しかし、これまでの時間軸で、ワルプルギスの夜を撃退しながら、まどかが生き残ったことはないのだ。たとえ、魔法少女になっているとはいえ。その点ではこれまでで最大の戦果を得たことになる。ほむらは再度時間遡行すべきか、逡巡する。

グッドエンディング

条件:生存キャラが5人、まどかが人間

力を合わせることで、こんなに物事がうまく回るとは思わなかった。まどかは契約せず、ワルプルギスの夜は撃退した。それも犠牲者なしに、だ。
もう誰にも頼らないなどと強がった自分は愚かだった。まどかの屈託ない笑顔が、魔法少女たちを出迎える。時間遡行を始めてから体感時間で何年経ったかはわからないけれど、その甲斐はあった。

ほむらは、生まれて初めてと言っていいほど大きな達成感と、幸福感に浸っていた。

ベストエンディング

条件:生存キャラが5人、まどかとさやかが人間(注意!:完全に運が絡みます)

そもそも、美樹さやかは強情で、向こう見ずで、無駄に正義感ばかり強くて、魔法少女になってはいけない人間だったのだ。
数え切れないほど、自分は美樹さやかの悲惨な末路を見てきた。それは決して寝覚めの良いものではなかったから、まどかのついでとは言え、彼女も守ることができてよかった。まどかが血迷って契約する要素を潰せたというものだ。
まどかとさやかが凱旋した魔法少女三人を出迎える。
まどかの笑顔が輝いているのは当然のことで、特筆すべきことではないが、美樹さやかもなかなかいい笑顔を見せる。

彼女が魔法少女でないのなら、おそらく対立する理由もない。あちらもこちらも、折角生き残ったのだし、少しは仲良くする努力もしてみようか。喜び合う四人の輪のすぐ外で、ほむらはぼんやりとそう思った。


戻る